本をたのしむ 『マカン・マラン』

引っ越ししてきてから4か月。荷物も片付き、新しい暮らしにもすっかり慣れてきました。

働いていた頃のお休みの日と言えば、ダッシュで家事を終わらせ、録画でためていたドラマを見たり、ネットフリックスで映画を観たり。お買い物に行ったり、お友達とランチしたり。
ダラダラ過ごすことやちょっとしたお出かけは私にとってご褒美的な時間でした。

そのご褒美dayまでをカウントしながらお仕事を頑張ってみたり、そういう時間を過ごすことで自分に余裕がうまれるから、家族のことやおうちのことも不器用ながらにも出来ていたように思います。

引っ越しを機にお仕事を辞めてしまった今、毎日がご褒美dayとなってしまいました。
引っ越し前はお仕事に加え、子供の塾や習い事の送り迎え、PTAの活動もしたりと些細なことだけど時間や労力を要することがあったので、ご褒美dayは貴重な時間でした。

ところが急にそれらが身軽になってしまい、なんだか申し訳ないような、このままでいいのか...と少しずつあせりや不安が...。

年齢的にも、さらに今はコロナで社会情勢的にも厳しいですが、再就職も考え探しつつ時間を大切に過ごしていこうと思います。

このブログを始めたのもそう思ったことの一つです。
他には・・・だいぶ話が長くなってしまったのですが、今日のタイトルでもある読書です。

引っ越ししてきて、歩いて行ける距離に図書館があり、毎週のように通っています。
インテリアの本。
お庭の本。
お料理の本。
PC関係の本。
編み物の本。
色々お借りしては楽しんでいます。

そんな中の一冊をご紹介

マカン・マラン 古内 一絵

本の写真
マカン・マラン 古内 一絵

元エリートサラリーマンにして、今はド派手なドラァグクイーンのシャール。そんな彼女が夜だけ開店するお店がある。そこで提供される料理には、優しさが溶け込んでいて――。早期退職者候補になった、仕事一筋の40代キャリア女性へは「春のキャセロール」を。手料理を食べなくなった中学生男子には「金のお米パン」。仕事に夢を見られない、20代のライターには「世界で一番女王なサラダ」。そして、病を抱え、倒れてしまったシャールへ、彼女に助けられた人々が素材を持ち込み、想いを煮込めた「大晦日のアドベントスープ」。じんわりほっくり、心があたたかくなる至極の4作品を召し上がれ!

引用元Amazon


悩みやストレスを抱えた物語の中の人たちが、シャールさんの料理や言葉によって少しずつ変わっていく様子が読んでいて本当に、じんわりほっくり、心があたたまりました。日々のごはんも大切にしたいなと改めて感じました。

4作品あるとのことなので、次の作品も図書館で借りて来ようと思います。

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