おはようございます。
今日は、おうちの中で、最も好きな場所をご紹介したいと思います。
それは、リビング階段の下。
そこに置いたソファ。
ここが私の一番お気に入りの場所です。
階段の下のスペースを利用しているので、狭いです。
気を付けないと階段の鉄骨に頭をぶつける危険もあります。
ですが、私はこの狭いスペースが落ち着くのです。
狭いところ・隅っこ・端っこ…
思えば子供の頃からそういう場所の方が安心できたように思います。
そのソファの上にぶら下げたライトも、お気に入りの一つです。
昔風に言うなら「裸電球」ですが、このレトロな雰囲気が◎
このライトを点けて、ソファに足を放り出して、背もたれに深ーくもたれて。
おやつ片手に本を読む時間が、至福のひとときです。
そんなお気に入りの場所で、今回の『読書時間』の本は、先日図書館で借りてきた本です。
アネモネの姉妹 リコリスの兄弟 著/古内一絵
兄弟姉妹と花言葉をテーマにした6つの短編集です。
血を分けた「きょうだい」だからこそ共感できる痛みや、血が繋がった「きょうだい」ゆえに生まれてしまう嫉妬や妬み。
それらが「きょうだい」の形を変えて、花言葉と共に6パターン綴られています。
花言葉と聞いて、メルヘンなお話を想像しましたが、やや毒気のあるヘビーな内容もありました。
以前に読んだ古内一絵さんの作品で、『マカン・マラン』シリーズは、とても心温まる内容だったので、ちょっと意外でした。
私は三姉妹の長女なので、姉としての目線で物語を読み始め、兄妹を育てる親としての目線でも読んでみたり。
色んな「きょうだい」の形に触れながら、一気に読み終えました。
次は何を読もうかな。
やっぱり、心温まる優しい内容の物語がいいな。