本をたのしむ 『そして、バトンは渡された』『伝え方が9割』

こんにちは。
先週からお仕事が始まり、一日があっという間です Σ(っ °Д °;)っ

読書の秋。
読みたい本もいっぱいありますが、今は気持ちに余裕がない為、少し先になりそうです。

なので少し前に読んだ本について、ご紹介したいと思います。

本の写真

『そして、バトンは渡された』  瀬尾 まいこ

瀬尾 まいこさん。
好きな作家さんの一人です。
この本は、読書メーターなどでも長くランキング上位に入っていることでも気になっていました。

そしてこの秋に映画化されるようですね。
『令和最大のベストセラー映画化』そんな言葉にも惹かれて読んでみました。
(出演者は永野芽郁さん・田中圭さん・岡田健史さん・石原さとみさんなど)

物語は主人公の優子が高校生の頃から始まります。
その時点までで名字が4回変わり、3人の父と2人の母がいるという。
「どういうこと?」と気になりながら読み始めました。

幼少期から家族の形が変わり、血の繋がらない家族の中で生きてきた優子。
一見複雑な家庭環境に置かれてきたように見える優子が、素直に優しく育っているのは、これまで家族となった人たちからたっぷりの愛情を注がれていたから。

家族の中で受け継がれてきたバトン。最後は優子自身に渡される。
そんな内容でした。

血は水より濃い。と言うけれど、それを上回る愛情があったんだな。と感じました。
内容はとても温かく、読みやすかったです。
映画が上映されたら見てみたい。と思います。
(ですが個人的には瀬尾まいこさんの作品「あと少し、もう少し」の方が感動的でした。)


もう一冊が...

伝え方が9割    コピーライター 佐々木 圭一

こちらも少し前の本になります。

入社当時は本当のダメダメ社員。普通の人よりも伝え方が下手だったと語る作者。
ところが、生き延びるために十数年かけて伝え方の技術をひとつひとつ発見したという。
結果、ヒット連発のコピーライターに。
そのコトバ・伝え方を磨くための技術を教えてくれる本です。

本の中では、「ノー」を「イエス」に変える技術。
「強い言葉」をつくる技術。
など、分かりやすく図やイラスト・写真を用いて教えてくれます。

例題として、聞き馴染みのあるキャッチコピーなども挙げられていて、
「はー、なるほどー」とうなづいてしまうページもしばしば。

読み終えて。
充分に大人になった私にも勉強になりましたが、子供たちにも読んでもらいたいな。と思いました。

うちの子供たち、今はまだ学生で、気の合う友人・信頼できる仲間。
ある程度自分で選んだ範囲の中で生活ができています。
でも今後社会へ出ていった時には、様々な人の中で生活していかなければなりません。
そんな時、高いコミュニケーション能力があれば武器になると思うのです。
(そういう私もそんな武器は持ち合わせていないのですが…^_^;)

モノが豊かになり、情報が溢れ、便利になった今。
いつの時代でも人とのコミュニケーションは大切にしたいです。
その為のコトバ・伝え方は技術として知っておくと役立つ場面があると思います。

勉強になった本ですが、時間が経つと忘れてしまうーーー(>人<;)
ちょいちょい読み返したい一冊です。

読書の秋。
秋の夜長にいかがでしょうか。

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