勇気を出して寄ってみる『お花屋さん』

おはようございます。

先週、息子とランチにラーメンを食べた後、お花屋さんへ寄り道をしました。

おじさんが一人で開いているお花屋さん。
お昼には「昼休憩中。一人営業にご協力ください」という札を下げ、お店を閉めてしまいます。

お店を覗いても「いらっしゃいませ」や「こんにちは」などの挨拶は聞いたことがありません。
それどころか、おじさんの醸し出す空気は、植木やお花を品定めをしづらい雰囲気。
お客さんが植木を見ていても、気にせず?ホースで水やりをするおじさん。
慌ててよけないと、濡れてしまいそうになった場面も。
「お邪魔したらご迷惑ですか?」と、問いかけたいぐらい、愛想を感じられないおじさんです。

ですが…
おじさん、お会計時にはいつもさり気なくサービスをしてくれます。
同じ植木を二つ買うと「もう一つ入れておいたよ。」とか。
おじさんが挿し木をしたという多肉植物を「これ元手は0円だから」とか。
ご自宅の庭にある大きな柿の木から「よく熟しているから今日食べて」とか。

サービス」の威力は絶大です!
それまでの不安や嫌悪感を一気に消し去ってくれます。
単純な私は、帰り道にはルンルンです♪

今回、リンドウの小さな小さな花束をいただきました。

リンドウの花言葉は「勝利」「正義」だそうです。
古来より、リンドウの根っこが漢方薬として用いられてきたことから、「病気に打ち勝つ」という意味に由来しているとのこと。

自分では選ぶことがなかったリンドウ。
見た目の可愛らしさとは裏腹に、力強い花言葉を持っているのですね。

駅から家までの帰り道にあるお花屋さん。
駅を利用した帰りなどには、ついつい寄り道をしてしまいます。
「おじさん今日もご機嫌悪いのかな?」と、ちょっと緊張しながら…


おじさんのところで買ってきたミニバラ。
庭の花壇に植えてみました。
白くてかわいいバラが、一輪咲きました。