娘の健やかな成長を祈って『お雛様』を飾りました

14年前、娘の初節句に私の両親が買ってくれたお雛様。
飾る場所もしまっておくスペースもないので、お内裏様とお雛様だけのシンプルタイプ。
そして、煌びやか過ぎず、どちらというとシックな雰囲気の私好みなお雛様。

主張がやや強いと感じる金の屏風と毛氈(赤い敷物)は今年は省かせていただきました。

おひなさまの写真

みなさまお雛様を出す時期って気にしていますか?
わが家は何も気にせず、お休みの日に旦那さんに出してもらいました。

お雛様を出す時期

立春から2月の中旬にかけての大安の日に出すと良いみたいですね。 二十四節気(太陽暦の一年間を二十四分割したもの)の第二。雨水(うすい)に出すと良縁に恵まれるとも言われているそうです。 2021年の雨水は2月18日だそうです。

でも絶対にこれ!という決まりはないようなので、一年に一度出して、春の訪れを待ちわびながら、子供の健やかな成長を祈って、お飾りを楽しめばいいのではないでしょうか。

お雛様をしまう時期

「お雛様をいつまでも出しているとお嫁に行けない!」とよく聞きますよね。
でもそれは迷信だそうです。
きちんとお片付けができないようではいいお嫁さんにはなれませんよ。という躾の意味からくるそうです。

ただ、お天気だけは気を付けた方がいいみたいですね。湿度の高いお天気の悪い日にしまうとお人形に湿気が残り、カビやシミの原因になってしまうそうです。
大雑把な私もここだけは気にしようと思います。

春を感じる暖かな気温の土曜日。
親が子供の健やかな成長を祈ってお雛様を飾りつけしている頃、娘はもうお昼だというのにまだベッドの中。コロナで部活もないけれど、テスト前なのに、大丈夫なのかしら?とお小言をこぼしたくなるけれど、若い頃って寝ても寝ても眠れるんですよね。
かつての私、とおーい昔の記憶を振り返ってみて、私もよく寝る子でした。

引っ越しにあたり、娘は中学2年生の途中で転校をしました。
マイホームを建てることを決めてから、新しいおうち・新しい暮らしは楽しみだったけれど、ただ一つ、娘の転校だけは気がかりでした。

前の学校ではクラス・部活共に良いお友達関係を築けており、楽しい学校生活を送っていました。
それが本人の希望とは全く無関係に、そしてこの多感な時期に生活ががらっと変わってしまうことになるのですから本当に心配でした。

娘の学校はうちから歩いて5・6分。俊足の持ち主である娘が本気で走れば、1分足らず。
おうちにいても学校のチャイムがよく聞こえます。

初登校の日、祈る気持ちで娘を送り出し、チャイムが聞こえる度に、どんな様子だろう…と気になって仕方がありませんでした。
「友達いっぱいできたー」と帰って来た時には、涙が出そうな程ほっとしました。


初登校から4か月、些細な愚痴をこぼすことはありますが、新しい学校生活にも慣れてきたようです。ありがたいことにお友達も増え、おうちに遊びに来てくれたり、行かせていただいたり。

一日の出来事を話す娘の顔は今日も明るいです。

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